自己破産のメリット・デメリット

自己破産のメリット・デメリット

負債者の状態が極端に悪くなっていて、処分できる資産も全くなく今後の収入見込もない場合には、任意整理や自己再生のような手法は出来ません。
このような場合の究極の法的手段として残されているのが「自己破産」になります。

 

 

 

◆自己破産のメリット

 

1, 裁判所に申し立てをして自己破産の開始決定が決まった時点から、債権者に通知されますので、債権者は債務者に直接に返済の催告や連絡ができなくなります。

 

 

 

2, 数カ月後に債権者集会が裁判所で開かれますので、この場面で債権者から意義が提起されなければ1回で終了して自己破産が承認されます。
仮に、異議の申立てが行なわれた場合には再度の債権者集会が開かれます。

 

3, 自己破産が決定されれば全ての借入金や未払金などの負債はゼロになります。

 

 

 

◆自己破産のデメリット

 

1, 債権者集会で意義が提起されないで自己破産が承認されれば、その事実が官報に記載されますので第三者に知られることがあります。
金融機関でのブラックリストにも5年間ほど載りますので今後の金融機関からの借入やクレジットカードを持つことが難しくなります。

 

 

 

2,裁判所に申し立てしてから自己破産が決定されるまでの期間は、全ての資産は破産管財人の管理下に置かれますので勝手に不動産や動産の処分などは出来なくなります。

 

 

 

3, 上記の期間、郵便物は全て私的なものも含めて一度管財人に転送されます。
4, 裁判所に自己破産の申し立てをしてから承認されるまでの期間は、管財人の承認なくして海外旅行することや住所を変更する事は出来ません。
5, 悪質な形でのギャンブルや違法な行為がある場合には免責されないこともあります。